麻雀教えて下さい!!
これはリーチでこれはダマで・・・
わ、わかりづらい・・・
麻雀を人に教えるのは非常に難しいと日々感じます。
なんで教えるのが難しいのでしょうか。
同じ局面に遭遇することがほとんどない
ある局面についてこうしたほうがよいと伝えても、また同じ局面になることがほとんどない。
なので受け手側が「この前こう教えてもらった」と思って実践しても、実は状況が違くてそこでは最適解でない場合がよくある。
教える側は本質の部分をしっかりと伝えなければならないし、受け手側も同様に本質の部分をしっかりと捉えなければならない。
言語化するのが難しい
麻雀が上手な打ち手でも、この言語化する能力が必ず備わっているとは限らない。
ましてや麻雀は不完全情報ゲームであることゆえに、ふわっとした伝え方になってしまう場合が多い。
麻雀が上手でかつ、言語化能力が高い人は意外と少ないと思う。
人によって言っていることがバラバラ
麻雀が上手な打ち手同士でも意見が異なることが多々ある。
ある人は「この手はリーチだ!」
と言ったり、
ある人は「いや、ダマだ!」
と言ったり。
状況によって強者同士でも意見が対立する。
これが麻雀というゲームの複雑さや面白さを表している。
番外編 エピソード#2「三味線のSさん②」
ラーメン屋のSさん「スジとかないの?スジ!」
麻雀におけるスジとは相手の河に4が切れていたら、1や7が比較的安全という理屈だ。
安全牌に窮した時には上級者でもスジに頼ると言われている。
おばちゃんMさん「そうね。じゃあスジの7ソー!えい!」
Sさん「7ソー・・・・・・・ロンっ!!!」
学生T君「( ^ω^ )」
私「!!!!( ゚Д゚)」
何という誘導尋問…!
当然の如くその場は静まり返った。
そして当然の如くMさんは帰っていった・・・。
その日からSさんはみんなから陰で三味線おじさんと呼ばれるようになった。
続く
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。