今月も赤字か・・・(´;ω;`)
麻雀店の経営は難しい。
昨今では多くの店がつぶれてしまっている。
麻雀人口自体は増加傾向にありそうなのに。
この先もどんどん厳しくなる。
特に個人店は厳しくなる。
チェーン店のようなある程度資本力があるところが生き残っていく気がする。
今回はフリー雀荘の経営の難しさという観点から語っていきます。
売上に対しての人件費が大きい
麻雀は基本的に四人でやるゲームなので、お客さん一人来てもすぐにできるように従業員は三人体制が基本。
お客さん一人に対して従業員が三人も必要とするなんて改めて考えると大変だ。
対して売上の大半はフリー卓のゲーム代となる。
ゲーム代は1ゲーム一人当たり300円~600円ぐらいが相場。
1卓で換算すると大体1300円~2800円ぐらいか。
人件費を考慮すると、1卓稼働では全く足りない。
最低でも常時2卓以上稼働していることが望ましい。
時間がかかる
東南戦だと1半荘にかかる時間が40分程度。
ルールにもよると思うが大体そのぐらいだと思われる。
昔の麻雀打ちの感覚からすると、それが普通なのだが、現代人にとっては長すぎるのだろう。
Youtubeを2倍速で見たり、TikTokなどのショート動画が台頭してきたり。
現代人は何かと時間に追われている時代だ。
昔みたいにどっしりと腰をすえて麻雀を打つ人が減少傾向にある気がする。
客単価が低い
支出部分が多いから、収入部分も多いかというとそういうわけでもない。
1ゲーム当たりそこそこの時間がかかりながら、ゲーム代分しか収益があがらない。
ドリンク代金も基本的にはかからないし、下手したらご飯も無料のところもある。
結論
結局のところ、現在の雀荘のビジネスモデルでは比較的大きな箱にたくさん集客して、たくさん卓を稼働させるという方法でしか、収益を上げることができない。
そもそも雀荘業界はデフレすぎでは?とは昔から思っていた。
需要と供給のバランスが悪いのか。
麻雀人口に対して雀荘が多すぎるのか・・・
番外編 エピソード#3 「おばちゃんMさん①」
今日もおばちゃんMさんが遊びに来ている。
今日のお相手はフリーターK君、学生T君、学生B君だ。
3人とも20代前半で若く、Mさんにとってはハーレム状態だ。
案の定、この日のおばちゃんの機嫌は良さそうだ。
たとえ放銃しても
「ちょっとー。やめなさいよー。」
といった感じだ。
そんな上機嫌なMさんにまたしても不幸が訪れてしまった・・・。
続く
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。