自分の店で三麻を始めて約1年半がたったので感想を述べてみます。
※あくまで個人の感想なので、戦術的な批判は受け付けません(´・ω・`)
簡単なハウスルールは以下の通りです。
- アリアリ
- 鳴き祝儀
- フリテンリーチ、リーチ後の見逃しあり
- 抜き北
- 5ソー、5ピンが全部ドラ
- 白ポッチあり、リーチ後オールマイティー
リーチが強い
リーチが強いです。
四麻に比べてリーチの成功率、一発、裏ドラの確率が高いからでしょうか。
白ポッチ(リーチ後オールマイティ牌)があると更に◎。
先制リーチガンガンかけられるとしんどい。
リーチ!リーチ!!リーチ!!!( ゚∀゚ )
手牌が読みやすい
四麻と比べると手牌読みがしやすいです。
なぜならピンズとソウズしかないから(マンズは1,9だけ)。
34種類だった牌が27種類になります。
よって有効牌を持ってくる確率も危険牌予測もそれだけ確率が上がります。
スジ18本理論も三麻では12本になります。
牌効率が大切
四麻以上に牌効率が大切となります。
牌効率の勉強としては良いチャンスになるのではないでしょうか。
基礎的な牌効率が身についていないと格好のえじきになってしまいます。
良形待ちがのぞましい
愚形テンパイでもリーチで問題はないけど、やはり良形待ち>愚形待ち。
当たり前ですが、良形待ちになるに越したことはないです。
つまり、良形テンパイになるような手の組み方が重要となります。
3~7の牌をいかに有効に使えるかがポイントになります。
打点狙いもバカにならない
けっこう打点の要素も大切になります。
先制テンパイ、リーチばかりに気を取られて打点をおろそかにしすぎるのはよくないと思われます。
三麻だからたくさんあがれると言っても、やはり半荘1回あたりであがれる回数は限られていきます。
打点は高いに越したことはない。
マンガンよりは倍満のほうが偉いです。
インフレしているため、運要素が高い
北の抜きドラ、5が全部ドラ、白ポッチetc..など関東三麻全般に言えることはインフレしているということです。
インフレ=運要素が高いです。
そのため一般的な四麻東南戦に比べるとかなり振れ幅が大きくなっています。
誰でも簡単に上がれて、トップが取れる。
これが三麻が流行っているポイントだと思います。
正着を打っていても短期スパンではかなり荒れるため、それに耐えうるメンタルが重要となります。
守備力大切
「三麻は全ツ(全ツッパ)!!( ゚∀゚ )」とよく聞いていたが、そんなことはないということがわかりました。
もちろん四麻以上に放銃は避けられない。
しかし上手い人はやはり無駄な放銃がないと思われます。
テンパイ気配の察知や、染め手に対するケアが違います。
総評
三麻は三麻で違う面白さがあります。
短い時間でたくさん遊べる!、というのが三麻の魅力です。
ただ個人的には単調すぎて、10回ほどで飽きてしまいます・・・笑
現代人はなぜか時間に追われているため、何をするにも時間を短縮しようとする傾向にあります。
TikTok系のショート動画、動画コンテンツの倍速再生、MLBのピッチクロックetc…
時間のかかる東南四麻はこの先どうなっていくのか・・やや心配であります。