初心者 戦術

【初心者必見!】麻雀における守備の基本

  1. HOME >
  2. 初心者 >

【初心者必見!】麻雀における守備の基本


悩んでいる人

毎回振り込んでばかりで全然勝てない・・・

どうやって守ればいいのかわからない・・・



こんなお悩みを解決します。


今回の記事では麻雀における「守備」とはなにか、その意味と具体的な方法について解説していきます。


当記事で解決するお悩み

  • 麻雀における守備とは何か
  • 守るための具体的な方法
  • 危険牌とその見極め方
  • 攻めるか守るかの判断基準


この記事を書いた人

 いなば

  • 千葉県流山市で雀荘を経営しています。
  • 麻雀の戦術、雀荘の経営など麻雀に関係することを書いていきます。
  • ワードプレスを勉強しながらブログを書いています。



麻雀において「守る」とは、相手に振り込まないようにし、自分の点数を守る戦略のことです。

攻めて点数を取りに行くのとは対照的に、守りはリスクを避けて安全にプレイすることを指します。


この記事では、守りとは何か?という基本的なことから掘り下げていくので、初心者でも理解できるようになっています。


この記事を読んで放銃を減らそう!


麻雀における守備の重要性


麻雀を楽しんでいると、ついつい高得点を狙って攻めることに夢中になりがちですよね。

でも、実は守備も同じくらい大切なんです。


守備がしっかりできると、振り込んで点数を失うことを防げるし、結果的に勝率も上がります。


今回は、麻雀における守備の基本から具体的な方法まで、一緒に見ていきましょう。


麻雀における守備とは?


麻雀の守備って、一言で言うと「振り込みを避けること」です。

他のプレイヤーがリーチをかけたり、テンパイしているときに、自分の切った牌がその上がり牌になってしまうことを避けるために、慎重にプレイすることが守備の基本です。


振り込まないようにすることで、自分の点数を守るだけでなく、相手に大きな得点を与えるのも防げます。

守備はただ安全牌を切るだけじゃなくて、相手の手牌を予測したり、リスクを管理することも含まれます。

守備力を高めると、自分の手が完成するまでの時間を稼げて、最終的には自分が上がるチャンスも増えます。

男の人


守備の基本的な考え方


守備をしっかりするためには、いくつかのポイントを押さえておくと良いです。


安全牌の把握


安全牌っていうのは、他のプレイヤーが上がる可能性が低い牌のことです。

例えば、誰かがリーチをかけたときには、その人の捨て牌をよく見て、安全そうな牌を見つけるのが大事です。


相手の手を読む


他のプレイヤーの捨て牌やリーチのタイミングから、相手の手牌がどうなっているかを予測します。

これによって、危険な牌を避けることができます。


リスク管理


自分の手牌や点数状況に応じて、どの程度守備に力を入れるかを判断します。

たとえば、以下のような状況では通常より守備の意識を高めるといいかもしれません。


  • 自分が点数を持っている時
  • 残り局数が少ない時(南3局など)


バランスを取る


攻撃と守備のバランスを取ることも大切です。

常に守備だけではなく、状況に応じて攻撃に転じることも必要です。

守備と攻撃の切り替えがスムーズにできるように練習しましょう。


守備をしっかり意識すると、ゲームの展開が大きく変わってきます。


基本的な守備の知識


それではここから守備に関する基本的な知識について述べていきましょう。

頑張って覚えるか。


安全牌の見つけ方


安全牌(あんぜんぱい)の見つけ方について学びましょう。

ちなみに安全牌はアンパイとも言います。

日常生活で知らずに使っている人もいるのではないでしょうか。


  • この仕事が上手くいかないと周りにも迷惑がかかるからあんぱいな策をとろう。
  • このバッターは今日は調子が良くなさそうだからあんぱいだ。



などです。


・・・。


話が脱線しました(´・ω・`)


どのような牌が安全牌になりうるのか。

また安全牌に関する用語とそれぞれの安全度を紹介していきましょう。

(☆は独断と偏見です。あくまでも目安として捉えてください。)


現物 安全度☆☆☆☆☆


相手が河に捨てた牌、切った牌は「現物」と呼ばれ、100%通ります。

この100%というのが非常に重要です。


現物に勝るアンパイなし


というセリフをどこかの麻雀漫画で見た気がします。

まさにその通り!

男の人


本当に守りたい局面はこの現物を切ると良いです。

スジ 安全度☆☆☆


麻雀における「スジ」とは、特定の牌と数字的な関連性を持つ牌の組み合わせのことです。

具体的には、「1・4・7」、「2・5・8」、「3・6・9」のような組み合わせを指します。

たとえば「4」が通っている時、「1」と「7」はスジになります。

同様に5が通っている時の2と8、6が通っているときの3と9は「スジ」です。

また、1と7が通っている時、4は「中スジ」と呼ばれます。


一般的にスジを指すのは上記の例です。

ちなみに・・・

2が通っているときの5や、9が通っている時の6などは「片スジ」と呼ばれ、一般的なスジには該当しません。


カベ(ノーチャンス)安全度☆☆☆☆


「カベ」とは、同じ種類の数牌が4枚すべて見えている状態を指します。

この状態が成立すると、その牌を含む両面待ちの可能性はゼロとなります。


たとえば、あるプレイヤーがソーズの「5」をポンして3枚を公開し、あなたの手牌や他家の河にも「5」が1枚存在する場合、索子の「5」は4枚すべてが見えている状態となります。


つまり、「5」を含む両面待ちはありえないということになります。


ワンチャンス 安全度☆☆☆


麻雀では「ワンチャンス」は、特定の数牌が自分の視点から3枚見えている状態を指します。

先ほどのノーチャンスの下位互換ですね。


この言葉は縮めて「ワンチャン」として、日常生活にも浸透してきました。


  • 「告白したらワンチャンあるかも」
  • 「授業サボらない?」「 ワンチャンあり」


などです。


・・・。


またまた話が脱線しました(´・ω・`)

ワンチャンスはノーチャンスとほぼ近いです。

たとえば、「3」3枚見えている状態では、「3」を含むリャンメン待ちは「ワンチャンス」と言えます。


スジ、カベ、ワンチャンスと説明していきました。


ここで一つ注意してほしい点はスジ、カベ、ワンチャンスはリャンメン待ちを想定しているということです。

つまり、リャンメン以外の待ち、具体的にはカンチャン、ペンチャン、単騎待ちには当たる可能性があるということです。


現物を切るのか、スジなどを切るのかという判断基準が初心者と上級者の分かれ目です。


【さらに詳しく!】安全牌ランキングとその理由


さらに詳しく知りたい人向けに、安全牌ランキングを載せます。

以下に表を作成しました。

下に行くほど危険牌です。


ランク理由
Sランク現物:必ず通る
Aランク4枚見え字牌:国士にしか当たらない
3枚見え字牌:単騎にしか当たらない
Bランクスジ19:字牌よりトイツで残りにくい
Cランク2枚見え字牌:枚数が少ない方がシャボ待ちに当たりにくい
両スジ456:他のスジより出現頻度が低い
1枚見え字牌:終盤は比較的危険になりやすい
Dランクスジ28:リャンメンに当たらない
スジ37:同上。リャンメンに当たらない
Eランク無スジ19:カンチャンペンチャンが無い
片無スジ456:カンチャンに当たりにくい
無スジ28:無スジ19と比べるとカンチャンがある
無スジ37:カンチャン、ペンチャンがある
Fランク両無スジ456:リャンメン待ちが2通りある
危険牌ランキング

引用元 麻雀ウォッチ https://mj-news.net/column/method/2016031436838


具体的な守り方


守るときの打ち方について解説していきましょう。

ベタオリ


ベタオリとは放銃をしないことを最優先にし、安全牌を切っていくことです。

基本的には自分のアガリを諦め、オリることを最優先事項とします。

回し打ち


回し打ちとはテンパイ者やリーチ者に対して、安全度の高い牌を選択しつつ、自分のアガリも諦めない打ち方です。

ベタオリと大きく違う点は、自分のアガリを諦めていないということです。

よって完全に安全牌ではないけど、やや通りそうだなーという牌を選択することが多くなります。


全ツッパ


全ツッパは守備を完全に無視して攻撃100%で攻めることです。

よく全ツなんて省略されて言われます。

これは守備戦術ではないのですが、一応用語として紹介させていただきます。


ベタオリと回し打ちはどっちがいいの?


悩んでいる人

ではベタオリと回し打ちどっちがいいの?


結論からいうと


初心者は守りたいと思ったらベタオリ


を推奨します。

なぜかというと

回し打ちは難しいからです。

ある程度打てるようになってくると、回し打ちを覚えます。

しかし多くは上手く行かないことが多いです。

それよりも攻めるか、守るかの判断を正しくするほうが大切です。

攻めるときは攻める、守るときは守るとメリハリを付けたほうが成績は向上します。

攻守の判断基準


では守るタイミングとはいつなのか?

どこまで攻めていいのか?

これらの行くか・行かないかの判断のことを「押し引き」といいます。

押し引きとその基準について解説していきましょう。


押し引きとは


相手の攻撃に対して押すのか引くのか、それを決める技術を「押し引き」といいます。

麻雀における勝敗を分けるのはこの押し引きと言われているぐらい重要項目です。

押し引きを制するものは麻雀を制す!!

押し引きを考えるうえで大切な要素

押し引きを考えるうえで大切な要素を以下の通りです。

  1. 自分の手牌価値
  2. 押す牌の危険度
  3. 点数状況
  4. 親か子か

①自分の手牌価値

自分の手牌価値がどのくらいかによって押し引きが決まります。

ここでいう手牌の価値とは

  • 高いか安いか
  • 待ちが広いのか、狭いのか
  • 何巡目なのか
  • 何シャンテンなのか


といった要素で決まっていきます。

②押す牌の危険度

押す牌の危険度によっても押し引きが変わっていきます。

無スジの4,5,6を切るのと、スジの1,9を切るのでは危険度がまるで違います。

男の人

このくらいの自分の手牌価値だと、無スジは押せないけど、スジぐらいは押せる!といった感じです。

③点数状況、残り局数


点数状況によっても押し引きが大きく変わっていきます。


点数を持っているときほど、引き気味

点数を持っていないときほど、押し気味


となっていきます。

また残り局数がどのくらいかによっても押し引きが変わります。


残り局数が少ないほど、引き気味

残り局数が多いほど、押し気味


④親か子か


自分が親か子かによっても押し引きが変わります。

当然親のほうが大切なので、自分が親のときは押し気味になります。

自分が子のときは引き気味ですね。

【初心者向け】簡単な押し引きの基準

悩んでいる人

とはいっても押し引き複雑すぎてワカラナイですね・・・


そういうあなたに簡単な押し引き基準を教えます。


押しの基準

自分が役アリテンパイなら

押し

引きの基準

自分がテンパイしていない状態で、

  • 相手からリーチ
  • 明らかに高い仕掛けが入っている(三ハン以上)
  • に三つ鳴かれた(三フーロ)

上記どれかにあてはまる時

引き


あくまで簡易的な押し引き基準なので、慣れていく内に自分なりに考えて修正していってください。


押し引きがわからないよーという人はこの基準に従って実戦してみてください。

おそらく多くの人がめっちゃオリるじゃん( ゚д゚ )

と感じると思います。

そのくらい押し過ぎな人が多い

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

いなば

千葉県流山市で雀荘を経営しています。 麻雀の戦術、雀荘の経営など麻雀に関係することを書いていきます。 ワードプレスを勉強しながらブログを書いています。

-初心者, 戦術
-, , , ,