タンヤオとは
鳴いても鳴かなくても1ハン
他の役との親和性が高い
赤あり麻雀との相性〇
私が思うにこんな感じです。
とにかく便利な役なのでその使い方をマスターしましょう。
タンヤオの狙い方
タンヤオは役牌と並び出現率の高い役です。(20~22%ぐらい)
何を狙ったらよいか・・・と悩んだ時にとりあえずタンヤオ、というのは結構有効な手段です。
具体例を下に挙げていきます。
A ドラ
B
Aは9ソーを切ってタンヤオに移行する方が良さそうです。
9ソーを2枚切ればタンヤオ、さらにドラが暗刻なのでクイタンで鳴いていくとスピード的にもプラスに働きます。
Bは4ピンか6ピンを1枚切ると受け入れ枚数的には最大となります。
しかし9ピンを2枚切ると手牌がすべてタンヤオになります。
後に鳴けることを考えると、9ピンの対子落としがスピード的に優秀です。
クイタンは諸刃の剣
タンヤオは非常に便利な役である反面、守備力にやや難があります。
特にクイタンは鳴いていくことで手牌も短くなっていくので、より守備力が低下します。
クイタンで意識すべきことは
ドラ3以上など鳴いても高い時
安くてもイーシャンテンぐらい、かつ好形
だいたいこんな感じです。
要は相手からリーチなどの攻撃を受けても大丈夫だよー、というポイントから鳴いていくのがミソです。
C ドラ
D ドラ
上記二つは鳴いていきましょう。
Cは安いですが、愚形になりやすいので、とっとと鳴いて捌くのが吉です。
Dは満貫が見えている勝負手です。
どこから出ても鳴いていく姿勢でいいと思います。
逆に鳴いてはいけない手は
E ドラ
F ドラ
Eは鳴いてもテンパイまで遠く、かつ安いです。
なので鳴かない方がいいです。
Fは良形ターツがそろっているのですが、ターツが端にかかっているためタンヤオが確定しません。
鳴くことで有効牌が少なくなり、スピード的にも損です。
タンヤオを狙わないとき
タンヤオが見えているのにあえて向かわないときはどんな時か
好形で面前リーチが狙えそうなとき
タンヤオに向かうと愚形が残る形
例に挙げると
G ドラ
H ドラ
Cは打6マン(または8マン)です。
6マン(8マン)と切っていけば両面と両面のイーシャンテンです。
リーチに行ける可能性が高く、好形が確定しているので、マンズの愚形部分を払っていきましょう。
よくこの形から1ソーの対子落としをする人がいるのでご注意を。
Dは打3ピンです。
手牌が進むにつれて、3ピン、5ピン、7ピンと切っていくのがいいでしょう。
ピンズの3,5,7を切っていけば残るターツは両面ターツだけなので、こちらの好形でリーチを目指すのがいいと思います。
まとめ
では今回のまとめです。
タンヤオは便利な役
クイタンは守備力に難があるので、鳴くときは注意が必要
クイタンは『速いか』『高いか』
以上です。
タンヤオはリーチと並び非常に便利な役です。
がんばって使いこなせるようにマスターしてください。