麻雀業界、雀荘業界は他の業界と比べて発展が遅いと思っている。
このデジタル全盛期にめちゃめちゃアナログな仕組みになっている
ゲーム代を店員が直接お客様にもらいにいく
フリー雀荘の主なシステムとして、1半荘終わるごとに4人からゲーム代をもらうことになっている。(後払い制)
お店によっては半荘が始まる前にゲーム代を徴収するシステムもある。(前払い制)
このシステム、すごく原始的だなーと昔から思っている。
毎回手動でゲーム代を取りに行く、という行為がすごく無駄な気がする。
卓にゲーム代を直接入れるという仕組みとかにしてなんとか自動化できないものか。
パチンコ屋だってサンドにお金を突っ込んだら玉が出ていくし。
さらには今時出玉すら出てこない仕組みになっている→パーソナルシステム
まぁパチンコ業界と雀荘業界では市場の規模がケタ違いだから無理もないけど。
全自動卓があんまり進化していない
こんなことを言うとメーカーさんに怒られるかもしれないが、全自動卓の進化が遅い気がする。
初めて牌が自動で積まれて出てくるようになってから、数十年が経過したけど、あんまり変化が見られない。
最新卓のレックス3は配牌の上下の向きが揃って出てくる、という性能を持っている。
が、まだまだ物足りなさを感じる。
今の時代の技術をもってすれば、もっとすごいものができそう、と素人は感じてしまうのだが。
もし麻雀が世界中の人に遊ばれているゲームだったら、もっと急速に発展していたのかもしれない。
牌にICチップを埋め込んで、そこから情報を読み取る、なんてすぐにできそうなのに。
また、オンライン麻雀みたいに牌譜を見れる機能がついてもいいと思う。
メーカーさん、応援しています。
番外編
エピソード#7
パチンコ屋で出会ったPさんが後日来店した。
社交辞令かと思っていたが、本当に来てくれたのでビックリした。
まずは店のルール説明をしたがそこで軽く問題が生じた。
「三麻ないの?三麻がいいな。」
三麻とは三人麻雀のことだ。
当時は関東で三麻の店はほとんどなく、三麻といえば関西というイメージだった。
当然私の店も四麻しか扱っておらず、
「うちは三麻はやってないんですよー。四麻やりませんか??」
なかなか首を縦に振ってくれない。
それでもなんとか30~40分説得した後、
「しょうがないなー。やってみるか。」
と承諾してもらえた。
とりあえずPさん相手に、メンバー3人入りで卓がスタートした。
続く
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。